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2006年02月24日

鏡の中の左利き―鏡像反転の謎 / 吉村 浩一(著)

鏡の中の左利き―鏡像反転の謎 / 吉村 浩一(著)

【内容】
人はなぜ鏡の中の左右反転を自然なものと思うのか。鏡が物体をどのように映し出すかについての物理学的規則性を説明したうえで、左右反転のメカニズムの不思議を解明する。


【目次】
議論の前提:二段階で臨む幾何光学的説明
左右反転感を抱く場合(鏡の前で片手を上げる
鏡に映った文字)
鏡映像に左右反転感を抱かない事象
鏡像問題への解答:座標系の共用―個別化説
逆さめがね実験から学んだこと
今後の課題


【購入者の声】
 心理学者である著者は、前著「逆さめがねの左右学」の中でも、古くからの鏡像問題、すなわち、「鏡像では左右が逆になり、上下が逆にならないのはなぜか」という問題を扱っていたが、本書では、鏡像問題を、より幅広く真正面から取り上げている。まず、鏡像の幾何光学的性質について説明した後、鏡像に対して左右反転感を抱く場合と、抱かない場合があることを具体例で示し、それらを総合的に理解するには、座標系の共用−個別化という心的処理に注目しなければならないと提唱する。著者が長年たずさわってきた、逆さめがね実験からの知見に基づく事例の解釈には説得力がある。高野陽太郎著「鏡の中のミステリー」(岩波科学ライブラリー、1997)も、鏡像問題を学ぶためには必読の書であるが、これと比較すると、本書の取り扱いは、問題をよく整理して一歩先へ進んだ感じである。読者に疑問を抱かせるような表現や考え方も散見されるが、巻末の「一物理屋のコメント」には、それらの点の批判も記されている。


価格 2,310(税込)

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